瀬戸内さざなみ線利用促進委員会について
瀬戸内さざなみ線
利用促進委員会について
- 1.設置の目的
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JR呉線に関する列車の増便や延伸などの輸送改善、また、駅のバリアフリー化及び周辺整備などの
実現には、事業者の負担増が伴うとともに、実現に見合うだけの利用者の増加が必要となります。このためには、呉線のうち、特に利用者が減少傾向にある三原駅から広駅間の利用促進を図ることが
先決です。
これまで「呉駅以東専門部会」で調査・検討してきた成果を踏まえて、今後、段階的に呉駅以東の機能強化を図っていくにあたり、三原駅から広駅間の活性化を推進することを目的とし、実現可能な利用促進策を具体的に企画実践していくための組織として、平成13年10月、呉駅以東専門部会を発展的に解消し、列車の増便や運行区間の延伸などを目指して設置したものです。 - 2.組 織
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JR呉線複線化等期成同盟会(以下「同盟会」という。)の中に設置し、同盟会の予算により運営されています。
設置要綱や規約を設けないことで、柔軟性を高めています。
○ メンバー
・三原駅から広駅間の沿線自治体4市(三原市・竹原市・東広島市・呉市)の担当職員などにより構成しています。
・メンバーの加入は広く認めていますが、民間団体(私的営利団体)の加入は認めていません。
○ 委員長は、竹原市建設産業部 産業振興課 観光交流室長とし、事務局も竹原市観光交流室に置いています。
・会計は、同盟会事務局の呉市都市部交通政策課が兼務しています。 - 3.活動内容
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年数回の会議開催と、視察や意見交換会などを行うことにより、委員会としての方針や活動の方向性を決定し、具体的な利用促進策を企画し実践しています。
また、活動に当たっては、既にある地域・観光関係の組織と連携・協力を行いながら、地域を巻き込んだ総合的な活動を行うことを目標としています。
これまでの活動内容としては、観光広報に交通手段としてのJRの魅力を加えたPR、オリジナル時刻表や啓発用パンフレットの作成、JRイベントへの協力などを行っています。
さらに、平成17年度からは、「観光列車瀬戸内マリンビュー」の誕生に合わせた展示試乗会や記念式典などをはじめとしたJRイベントへの協力、平成18年度からは新たに開設した ホームページによって、瀬戸内マリンビューと瀬戸内さざなみ線の魅力を紹介することで、呉線の利用促進を図る活動などを行っています。